狭窄症になりやすい動作・食生活
狭窄症になりやすい「動作・姿勢」はあるのか?
「スポーツと脊柱管狭窄症は関係があるか」
というご質問を受けることがありますが、それについては、このようにお答えできます。
「重いものを持つような動作をするスポーツ、あるいは腰に負担をかけるスポーツは、脊柱管狭窄症を引き起こす可能性が高い」
長年、重量挙げのようなスポーツをやってきた方は要注意です。また、健康のためにと、中高年を過ぎてから始めたテニスやゴルフに熱中するあまり、脊柱管狭窄症になる例もあります。
スポーツばかりではなく、農業や造園業に携わっている方、引越しや配送業に従事している方なども重いものを持ち上げることが多く、腰への負担が大きくなります。
その負担から腰痛が引き起こされ、脊柱管狭窄症を発症するリスクが高まると言えます。
そのほか、前かがみの姿勢が続くような生活も、脊柱管狭窄症を引き起こす要因となります。事務仕事やPC操作など、体を動かさずに長時間固定した状態を保つ姿勢は望ましくありません。
こうした仕事の方は、1時間に1回10分程度、椅子から立って軽く体を伸ばす体操をするなど、休憩を入れると良いでしょう。
狭窄症を引き起こしやすい食生活とは
病院などでは、脊柱管狭窄症と食生活は関係ないと言われますが、東洋医学の見地から言えば「大アリ」です。
脊柱管狭窄症の痛みを引き起こす「食生活」の要因としては、次の9つが挙げられます。
1.白砂糖の入った飲食物
2.油で揚げた食べ物(油揚げ麺を使ったインスタント・ラーメンも含む)
3.乳製品(ヨーグルトを含む) → 特に朝、摂取するのは良くない
4.精白された穀物(白米・白パン・白いパスタ/うどん/小麦粉食品など)
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5.添加物(化合物)入りの飲食物や日用品・農薬を落としていない飲食物
(かんすいの入った一般的なラーメンも含む)
6.アルコール・炭酸飲料・清涼飲料・コーヒーや紅茶などのカフェイン飲料
(特にリンをはじめ、化合物入りの飲料)
7.豚肉・牛肉 → 鶏肉に変えるだけでも体の負担は減る
8.冷たい飲食物
9.電子レンジで調理したもの
狭窄症になりやすい「生活習慣」がある
- 重いものを持つ仕事、前かがみの姿勢を長く続ける仕事は要注意!
- 中高年になってから、腰に負担をかけるスポーツを始めるのは危険
- 「食生活」は狭窄症の痛みに関係がある
